PATLABOR Room
僕のお気に入り作品のひとつ『機動警察パトレイバー』について、語ってみました♪




< 機動警察パトレイバーについて >

原作者集団 《ヘッドギア》、 メディア展開、 世界設定 について、
僕なりにまとめてみました。



ハイパーテクノロジーの急速な発展とともに、あらゆる分野に進出した汎用人型作業機械――レイバー。
しかしそれは、レイバー犯罪と呼ばれる新たな社会的脅威をも生み出すことになった。
続発するレイバー犯罪に、警視庁は本庁警備部内に特殊車輛2課を創設してこれに対抗した。
通称 特車2課パトロールレイバー中隊――パトレイバーの誕生である。


< 原作者集団としての存在 >

《ヘッドギア》とは、『機動警察パトレイバー』のために作られたプロジェクトチームの名称で、
すべてのシリーズの企画・原作を担当します。
構成メンバーは、ゆうきまさみ・出渕裕・高田明美・伊藤和典・押井守(敬称略)の5人です。
5人とも、それぞれにこだわりをもった作家性の強いクリエーターたちです♪
《ヘッドギア》のメンバーではありませんが、
全シリーズの音楽を担当された“川井憲次”の存在も大きいです。

スタッフ名 紹 介 文
原作・キャラクター原案
ゆうきまさみ
「究極超人あ〜る」(週刊少年サンデー連載)の大ヒットで、現在も人気急上昇中のマンガ家。本作品の企画発案者であり、単なるマンガの原作という立場ではなく、アニメ、コミック、その他すべての「パトレイバー」の生みの親である。
監督
押井 守
かの名高き人気アニメ「うる星やつら」を世に送り出し、その後も「天子のたまご」をはじめとする難解な作品を世に問うてきた演出家。 「パトレイバー」は当時久々のギャグタッチの作品となり各方面から期待された。旧OVAVol.7から監督を降りたが、P2で再びその実力を発揮し、P2小説版も自ら執筆した。 ミニパト最高!w
原作・脚本
伊藤和典
押井監督とは「うる星やつら」をはじめとした名コンビである。今回は原案の段階から参加し、構成を含め全脚本を執筆。(注:旧OVA版と劇場版2作を指す) 当時、押井監督とのアニメ作品は五年ぶりだったらしい。
キャラクターデザイン
高田明美
「クリィミー・マミ」「うる星やつら」「きまぐれオレンジロード」等の人気作品を手掛け、今回は絵のデザインだけでなく、原案の時点からキャラクターの性格設定等にも協力している。
メカニックデザイン
出渕 裕
’88年春公開の「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のメカデザイナーで有名になり、今人気実力ともにトップランクのお方。 「パトレイバー」では当時なかった生活観溢れるデザインに挑戦している。ファンからは「ブッチャン」と親しまれているw


< 当時、メディアミックスの先駆的存在となった作品 >

『機動警察パトレイバー』は、アニメ化を前提に企画され、
1988年から1994年にかけて連載されたコミック版と、それに前後して発売されたOVA版。
(当時初の“低価格ビデオ”の発売でした)
その反響を受け、1989年に最初の劇場版が制作されました。
続いて、通常のメディアコース(TV→映画→ビデオ)とは逆をたどってTV版が放送開始。
当初は何でもありのバラエティだったのですが、
次第にコミック版と共有しながらキャラクタードラマへと移行。
さらにキャラクターの魅力を追求するかたちで新OVAや小説版へと発展していきました。
それぞれのシリーズが落ちついてきたあと、“東京を舞台とした仮戦争”を描いた
劇場版第二作目が公開され、パトレイバーの世界を極限まで先鋭化されましたが、
コミック版を描かれたゆうきまさみ氏は、その後も「企業ドラマ」的な要素も盛り込みながら、
あくまでマイペースに6年間もの連載を完結させました。 

※一部、『WXV』のパンフを参考にさせていただきました。



< リアルに構築された世界観や緻密な設定 >

舞台は20世紀末から21世紀初めにかけて・・・で、
『パトレイバー』が制作された1989年より約10年後の近未来です。
《レイバー》・・・それは、コンピュータと最先端の技術を駆使して開発された
多足歩行型産業用ロボットの総称です。
建設・土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増、
警視庁は本庁警備部内に特科車輛2課(以下、特車2課)・パトロールレイバー中隊を新設し、
これに対抗しました。 通称《パトレイバー》の誕生です。
特に日本では、《バビロン・プロジェクト》というのは、
地球温暖化の対策として東京湾を封鎖して巨大な堤防を築き首都圏を保護、
排水と埋め立てにより広大な用地の確保を目指した国家的大事業のことで、
半世紀をかけての大工事となりるのですが、
海流への影響や湾内の生態系を完璧に無視した計画であるとして反対も多く、
過激派環境保護団体多数が講義行動を展開中で、
《海の家》はその中で最も早い時期から武力闘争を叫び、
都内各地でテロ活動を開始している・・・いわば、最過激団体で、
公安が最も神経を尖らせている者達です。
工事そのものは着々と進行しており、
この計画のおかげで都内の作業用レイバーの数は一挙に87倍に膨れ上がり、
その結果としてレイバー犯罪の増加を招き、パトロールレイバー隊の設立を急がせたわけです。



< 特車2課のユニークなキャラクターたち >

特車2課は2つの小隊と、それをサポートする整備班で構成されています。
まずは、第1小隊ですが、警視庁警備部の生抜きエリートを集めて編成された小隊。
隊長=南雲しのぶ警備部補以下、まじめなおまわりさんがそろっています。
次に、この作品の主役とも言うべき第2小隊ですが、
第1小隊とは対称的に寄せ集めの個性豊かな隊員ばかりで構成されています。
かつて、本庁で“カミソリ後藤”と呼ばれたほどの切れ者で、
今は“昼行灯”になってしまった“裏の主役” 隊長=後藤喜一警備部補以下、
レイバーが好きで自ら特車隊へ志願した新米婦人警官 泉野明、
大手レイバーメーカー篠原重工の御曹司で、社長である父親に反発して警察官になった 篠原遊馬、
すぐに発砲したがる直情径行の熱血バカ 太田 功など・・・一癖も二癖もある方々です。
最後に、整備班です。 地味な役目ですが、絶対になくてはならない仕事です。 
日頃の整備・点検はもちろん、破壊された機体の修理も受け持ちます。
パトレイバーが活躍できるのも、榊 精太郎班長以下、
シバシゲオなど・・・彼らの存在あってのことです。
そして、“知恵と勇気”これが、第2小隊を支える言葉です!




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