でじかめ工房
シャフト・エンタープライズ・ジャパン 土浦研究所 製 特殊実験用レイバー
TYPE−J9 グリフォン フライトタイプ
マスターグレード 1/35スケール
この模型は2002年8月に発売されたモノです。
通称“黒いレイバー”。
性能面でもコスト面でも イングラムやピースメーカー等を遥かに凌ぐ別格の超高性能機。
市販することを前提に開発されていない非常に特殊な実験用レイバーのため、
コストを考慮しなくてはいけない規格量産型レイバーではまず使えないような
規格外の超高級オーダーメイド級の贅沢な部品や技術をふんだんに取り入れている。
現在装備している フライトユニット の他に
アクアユニット を装備することで( 短距離だが )水中潜行も可能になる。
動物のような俊敏な動きができる超高効率プログラムOS:ASURAを
搭載することでその能力を全開に発揮することができた。
ただし、ASURAの能力をそのまま開放していたのでは
長時間の稼動ができないほど機体への負担が大き過ぎるため、
“Bシステム”というリミッターをかけて動作を制限、負担を軽減している。
機体の整備や調整 等も、規格量産型より格段に大変な作業だと推測される。
その“黒いレイバー”を( 共倒れとはいえ )かろうじて倒すことができたのは、
搭乗者の性能の違いであろう。
コミック版 最終巻のグリフォンとの最終戦の後に後藤隊長や古柳先生が語っていたが、
圧倒的に性能の劣るイングラムで互角まで持ち込めたのは、
一流のレイバー乗りに成長した泉巡査の卓越した操縦技術と
様々な現場で蓄積した経験を活かした整備や調整を行った榊班長率いる整備班、
そして、泉巡査の手足となって動くことができたイングラムだからこそできたことである。
まさに、「 結局は使う者の“知恵と勇気”」の成果だろう。
前面からの視点です。 側面からの視点です。
背面からの視点です。 座らせてみました。
すごくキレイなパーツで びっくり しました。^^
事前に得た情報で光沢処理のパーツだということは存じていたのですが、
実際に目にしてみると“百聞は一見にしかず”だと痛感しました。
イングラム2号機の感想でも書きましたが、
先発のイングラムの短所がきっちり改良されているトコロも好感が持てます。
短所を強いてあげれば、パーツをハメるのにキツい部分があるトコロでしょうか。
例えば、上半身と下半身を接続させる腰の間接 や 脚部と股を接続させる間接 等は、
パーツがなかなかハマらず、時間がかかりました。(><)
・・・とはいえ、そのおかげでキツい間接ができているのだから、
後のことを考慮すると良いのかもしれません。^^
座らせたポーズの写真の視点を変えてみました。
このように、マスターグレードらしく間接部もよく動きます。
昔のキットでは難しかったポーズも余裕です。
MGのガンプラではすぐにふにゃ〜とだらけてしまう間接もMGパトレイバーならば、
多少大胆なポーズでも長時間維持することができます。
その他の部分を拡大した写真や比較した写真は、その2 に載せさせていただきました。
もしよろしければ、ご覧くださいませ。^^
続きまして、その2 へ進みます。
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