でじかめ工房
WAVE製 テムジン D.N.A.SIDE
1/144スケール 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム シリーズNo.1
http://www.hobby-wave.com/ http://www.vo-marz.com/
“オラトリオ・タングラム”からピンとくる方もいらっしゃるかと思いますが、
実はセガのドリームキャスト時代の約10年前の作品の模型で、
このテムジンもその頃に発売&購入したものだったりします。
数ヶ月前に押入れを整理していると ひょっこり出てきまして
古い模型でも埋もれたままでは もったいないと思い、こっそり作ってましたw
なお、毎度のコトながら、黒と白を基調にしたカラーリングに塗り替えています。
作中のスポーツメカ風の派手なカラーリングは好きではないので。^^;
( 古の名作“疾風!アイアンリーガー”は別としてw )
まずは、全体の写真からです。
長いビーム・ランチャーを持ち上げても(ガンプラのように)ぐらぐら揺れることも無く、
びしっと安定して立たせることができます。
次に、前側の拡大写真です。
拡大したまま横側に視点を移します。
約10年前?の1/144のガレージキットにしては、全体的に良いスタイルです。
このように、足首と ひざ は二重間接になっています。
肝心の模型の完成度の方は(発売当時では)なかなか良く出来ている方だと思います。
わずか12cmの1/144スケール ガレージキットにしては作りがしっかりしており、
パーツ精度も高めで、パーツ合わせ & はめこみ も(一部を除けば)きちんとできました。
ポリキャップの方も、ありがちな他の模型から流用した汎用ポリキャップではなく、
テムジン(バーチャロイドシリーズに?)に合わせた独自の形状になっています。
腰の両端部分のポリキャップとプラパーツの合わせ等々 まだ甘い部分が残っていたものの
困るほど緩い部分も無く、主要な部分を含め全体的に少々キツめな はめこみ のおかげで
完成後も(転倒防止策なしで)がっちりとポーズを維持することができます。
テムジンの全高(12cm)よりも5cm長い専用ビーム・ランチャー(17cm)を
構えたポーズのまま(しかも浮かせて)長時間飾れる間接部の硬さ、見事です。
( バンダイの可動部分を重視して間接部が緩いガンプラとかでは、こうはいかないw )
この模型より前に組み立てた第一世代VRテムジンの模型と比べても、格段の進化です。
さらに、後側へまわります。
少し気に入っている後側の写真です。
パーツの差し替えなしでマインド・ブースターを開いた状態にできます。
後姿もカッコいいテムジン。
あなどれぬウェーブ製の1/144です。
実は第一世代VRテムジンの模型、接着剤不要スナップフィットだったのにもかかわらず
パーツを合わせる部分の凹凸を削って接着剤を使った部分がそこそこありましたw
( 今回の第二世代VRテムジンもゴーグル等の一部に接着剤を使いました )
とはいえ、きちんと合わないパーツを加工しながら自分で工夫して組み立てていくのは
今も昔も“ガレージキットの醍醐味のひとつ”なので、
「こういうものだろう」と割り切って、楽しく作らせていただきました。
当時バンダイから市販されていたガンプラのスナップキット技術ほどでははいにせよ、
スナップフィット式キットの数が少なかった当時のガレージキットにおいては、
(たとえ未熟な技術でも)よく頑張っていた方だと思います。^^
その他の部分を拡大した写真 等は、その2 に載せさせていただきました。
もしよろしければ、ご覧くださいませ。^^
続きまして、その2 へ進みます。
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